i book g4 データ救出

↑壊れたi book g4からhddを取り出してデータ救出して欲しいと依頼を受けました。当方mac系は自分で使った事がなく修理した事もありません。またhddを取り出す作業もwindowsと比べられないほど面倒みたいなので以下の事を確認しました。

・分解してhddを取り出して、hddが故障しててデータを取り出せなくても分解料金として1000円。
・使う予定がなくすでに壊れてるので外枠のフレーム等が折れたりさらに壊してもよい。

画像が取れればそれでいいので後はどうなってもよいと了承を得ました。
ibook G4 (Apple　Mac）
↑の分解サイトを見ながら分解。同型番だけどまったく同じってわけじゃないけどほとんど同じで参考になる。

↑やっぱり面倒。ってうか面倒すぎる。メモリ交換、増設は簡単だけどhddにたどり着くには全部ばらさないといけない。このアルミ枠の下にあるんだけど上下のプラスチックフレーム、上下のアルミカバーも外さないといけない。

↑上下のプラスチックフレームを外したとこ。ここまでここまで来るのが面倒過ぎる。

↑アルミカバーを取ればhdd見えて取り外しできます。

↑hdd抜いて元に戻したけどねじあまりすぎｗ。数えとけばよかったな。外すねじ40個くらいあった。プラスチックフレームも数箇所折ったし分解面倒だわ。壊れてなければちゃんとねじがどこどこのねじって記録しながら作業やるからもっと面倒だろう。

↑肝心のhdd。正常のようだ。しかし、領域が設定されてない。領域が設定されてない＝データがないって事。hddは正常。入ってたosはmac。macからのデータ救出初めてだな。macとwindowsの違いで認識されてないのかもしれない。

↑TestDisk & PhotoRec を使用してデータ救出。hddは60gb。約2時間近くかかって約11gb、31163filesを救出。依頼人が写真を取り出して欲しいと依頼されてたので救出したデータは全部写真のjpeg。3万枚近く救出してるけどほとんどがosに入ってる全然関係ない画像が多いし、同じ写真や写真がちっちゃくなってるのも多い。それでも試してみる価値はあるだろう。

↑macのhddが気になるので調べてみると最近のmacはwindowsでもすぐ認識するが古いタイプだとフォーマット形式が違いwindowsでは認識しないとの情報を得た。そこで「ubuntu(うぶんとぅ)」の出番。フォーマット形式に関わらず認識してくれるosらしい。ubuntuを起動してホームフォルダを開く。

↑カーソルの所を見て欲しい。←usb接続でhddをつなぐとhdと認識される。→usbメモリはusbメモリのアイコンで認識される。

↑ubuntuだとhddの中身見える。フォーマット形式の違いでwindowsでは認識されなかったようだ。hfs形式でwindowsではhfs形式は認識しないらしい。

↑hd→users→使用者任意のフォルダと開くとここにたどり着く。picturesの中に写真ありそうだけど開こうとすると「必要な権限がありません」と表示され開けない。コピーしてusbメモリに入れようとしても「権限がないため、そのフォルダーを操作できません」と表示される。フォルダを右クリックしてプロパティから権限を外そうとしても「あなたは所有者ではありません」と表示され一切の変更ができない。うーん何か解決方法がありそうだけどわからん。windowsでも「hfsexplorer」をインストールすればhfsでフォーマットされたhdd見れるみたいだけど権限かかって見れないので「hfsexplorer」インストールして試すのは割愛。

↑権限＝ログインパスワードの事かな？何もパスワードをかけてないxpの入ったhddやusbメモリの画像はubuntuでもすぐ見れます。

10月18日引き受け。10月18日作業完了。後日返却予定。
今回の代金
データ救出 4000
合計4000円。

どうもありがとうございました。また何か機会がありましたらよろしくお願いします。

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↓2011年10月20日追記
ubuntuを使って開きたいフォルダを右クリック→共有のオプション→このフォルダを共有するで開けないかと助言を頂きましたが、「アクセス権を変更することができませんでした」と表示され開けませんでした。助言ありがとうございます。